2011-01-01から1年間の記事一覧

ナゴヤ買出し録(ほぼ技術書のみ)

名古屋に遠征した。名古屋市どころか愛知県の県外に住んでいる人なので「遠征」で間違っていない。目的は買い物。それもプログラミング関連の専門書を探しての書店巡りだ。今住んでいる場所にはそこそこ規模の大きい専業の書店(CDやDVDのレンタルも、ゲーム…

そろそろ剰余を使わないFizzBuzzについて一言(ry 時代遅れひとりFizzBuzz祭り 剰余無し編

FizzBuzzというニッチな市場*1において更にニッチな「剰余を使わない」分野ではあるものの、どうも需要があるようなので*2書いておく。ひとまず既存ネタから幾つか再録して解説する。それから新作を出そうと思う。 既存ネタ:「事前に答えを用意しておく」ア…

注解・正しい基本情報技術者試験の勉強法、あるいは基本情報が「役に立たない」といわれる理由の考察

id:eel3:20111127:1322361996 は7割ぐらいネタだったので、それを引っ剥がして残り3割の本音の部分を明らかにしてみようと思う。なので今回はネタ無し。 「基本情報技術者の資格は実務にも役に立つ」という主張は本音 最初に書いた以下の部分はネタではなく…

正しい基本情報技術者試験の勉強法

プログラマ(というか開発者)にとって基本情報技術者や応用情報技術者(ソフトウェア開発技術者)の試験は割合とネタになりやすい話題だと思う――主に役に立つ/役に立たないという観点で。コの業界では「この手の資格は役に立たない」と主張する人も多いよ…

シェルもどきな簡易コマンドパーサ……を改造して整理してモジュール化してみた

id:eel3:20111122:1321888361 で試作したパーサはコメントに対応していないし、実装が試作アプリ自体に密着しているので他のプログラムに組み込むのに少々手間がかかる。そこでソースを整理してCのモジュールとして切り出してみた。 cmd_parser - Unixシェル…

シェルもどきな簡易コマンドパーサを試作した

ちょっと事情があって、バッチファイルやシェルの簡易版みたいな構文のパーサが欲しくなった。作りたいツールの内容的に、簡単なコマンド(というかスクリプト)で操作するようにしたいのだ。多分調べ方が不十分だと思うのだが、この手のパーサのライブラリ…

書籍購入:『Processingをはじめよう』で何か描いてみようかという気になる

ほんの数ページ立ち読みしてみて、面白そうだったので買ってみた。Processingをはじめよう (Make: PROJECTS)作者: Casey Reas,Ben Fry,船田巧出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2011/10/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 13…

書籍購入:『Hacking:美しき策謀 第2版』リベンジ中

その昔、買おうとしたけどレベル不足で内容が分からず断念したのだが、第2版が出たのでリベンジするべく買った。Hacking: 美しき策謀 第2版 ―脆弱性攻撃の理論と実際作者: Jon Erickson,村上雅章出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2011/10/22メデ…

書籍購入:「ビューティフル」シリーズなので『ビューティフルビジュアライゼーション』を買う

「ビューティフル」シリーズなので惰性で買ったのだが、結構面白そうだ。ビューティフルビジュアライゼーション (THEORY/IN/PRACTICE)作者: Julie Steele,Noah Iliinsky,増井俊之,牧野聡出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2011/10/26メディア: 大…

書籍購入:プログラマと『Making Software エビデンスが変えるソフトウェア開発』

書評:Making Software — KaoriYaにつられて買ってみた。Making Software ―エビデンスが変えるソフトウェア開発作者: Andy Oram,Greg Wilson,久野禎子,久野靖出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2011/09/24メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 132…

書籍購入:『パーフェクトJavaScript』はもっと早く出版されて欲しかった

元々買う予定は無かったのだが、あちこちで「サイ本ほど重厚じゃないけど言語仕様がまとまっている」とか「入門書よりは濃い目」と言及されているようなので買ってみた。パーフェクトJavaScript (PERFECT SERIES 4)作者: 井上誠一郎,土江拓郎,浜辺将太出版社…

組み込み系のCプログラマが仕事で使う言語の例(納品はしないけど使っている編)

id:eel3:20111107:1320594859 では納品物として提出するものに限定して使用する言語を列挙した。しかし実際に仕事をする場合には納品物以外にもコードを書くことがある訳で、その時はまた別の言語を使ったりする。個人的に使う分には好きな言語を選べる(可…

組み込み系のCプログラマが仕事で使うプログラミング言語の例(納品物編)

コの業界も分野によって随分と異なると思うけど、プログラマというのは1つのプログラミング言語だけ知っていれば何とかなる職業ではないと考えている。正確に書くと、プログラミング言語以外にも知っておかないとマズイことは沢山あるのだが、言語及び言語的…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り bash編おまけ(TCPクライアント/サーバ版)

id:eel3:20111031:1319989854 のおまけ。bash 2.04以降では/dev/tcpや/dev/udpを使用してネットワーククライアントの処理を記述することができる。これらは実際に/dev以下にデバイスノードが存在する訳ではなく、bash上でのみ有効なシンタックス・シュガーの…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り bash編(/bin/sh よりも高速に+α)

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回はbashのよるシェルスクリプトだ。id:eel3:20100531:1275307408 にて/bin/shによる素のシェルスクリプトでFizzBuzzを書いたのだが、余りに遅かった。今度はbashの拡張機能を使って高速化してみようと思う。移植性というもの…

書籍購入:組み込み系の人から見た『体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方』の意義

事あるごとに自身について「組み込み関係のプログラマ」とか「Cプログラマ」と書いている人が仕事絡みで本書を購入しただなんて、まるでWebプログラミングの世界に転身したかのようだが、そんなことは全くない。体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作…

書籍購入:今更ながら『Windows PowerShell イン アクション』を買った

本当に今更だけど。Windows PowerShell イン アクション作者: Bruce Payette,株式会社クイープ出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2007/07/31メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 61回この商品を含むブログ (20件) を見るこの手の内容の本のPowerShe…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り Fortran 90〜95編(Fortranの配列は便利ですね)

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回はFortran。前回のCOBOLと並んで「世界3大『古典だけど仕様拡張されつつ現在まで生き残ってきた』プログラミング言語」の1つである*1。ちなみに「世界3大『古典だけど(ry」はCOBOL、Fortran、Lispのことだ。このうち「Lisp…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り COBOL編

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回はCOmmon Business Oriented Language、汎商業目的言語だ。略してCOBOL。金勘定や帳簿絡みの処理にマッチしたその姿は、ともすると「ビルド専用」といった趣のmake*1と相通ずるものがあると思う。DSL的ってことさ。ついでに…

今更MZK-USBSVを買ったのでUbuntu 10.04 LTSから設定して使ってみた

本当に今更だけど、投げ売りなのか1,480円で売ってたので試しに買ってみた。一緒に買ったUSBメモりの方が高かった。PLANEX USB機器のデータをパソコンやデジタル家電で共有できるUSB 2.0メディアサーバ 1ポート (PS3・Xbox 360対応) MZK-USBSV出版社/メーカ…

Intel D945GCLF2のファンを交換する(2回目)

id:eel3:20110114:1295760541 から8ヶ月余り。ファンが壊れかけたのか、また爆音状態になった。インテル Boxed Intel Board D945GCLF2 Atom330 1.6GHz 1MB FSB533 BOXD945GCLF2出版社/メーカー: インテル発売日: 2008/09/22メディア: Personal Computers ク…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り make編(gmakeでもpmakeでも書いてみせらあ。でもnmakeだけは勘弁な!)

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回はまさかのmake。Makefileで粛々とFizzBuzzする日がくるだなんて2〜3日前には想像もしていなかった。というかmakeはプログラミング言語なのだろうか? OMakeぐらいのレベルならともかく、gmake(GNU Make)やpmake(NetBSD …

時代遅れひとりFizzBuzz祭り Objective-C編(C言語とは違うのだよ、C言語とは!)

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回はObjective-C。前々回のT4 Text Templateとの関連は、何というか双方ともほのかにお仕事の薫りがする所だと勝手に決め付けてみる。お仕事の薫りといってもCOBOLとかと比べれば微々たるものだけど。T4 Text TemplateはVisua…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り GNU m4編(20言語目なので特別編)

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回は――気がついたら20言語目ということで特別編。GNU m4によるFizzBuzzの作成開始から完成までの流れを書いてみることにした。これはつまり、自分がどのような思考過程を経てFizzBuzzを実装したかを晒す訳で、結構勇気がいる…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り T4 Text Template編

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回は……正式名称がちょっと分からないのだが、T4 Text Templateでよいのだろうか? Visual Studio 2005以降に付属しているテキスト変換の仕組みで、専用の記法でテンプレートを記述しておき、それを使ってコードを自動生成させ…

HTTPでコンテンツを取得するサンプルアプリを書いてみた

エントリ名の通り。もっとも完成したのは2週間以上前だけど。 httpget - HTTPでコンテンツを取得するサンプルアプリ ソケットプログラミングのサンプルソース(TCPクライアント版)で、仕事絡みなのでC言語で書いている。切欠は仕事絡みだけど趣味と実益を兼…

書籍購入:『ストラウストラップのプログラミング入門』は入門書か? 入門書だ。但し想定読者に注意。

厚いと評判*1のこの本、本当に厚かった。ストラウストラップのプログラミング入門作者: ビャーネ・ストラウストラップ,Bjarne Stroustrup,επιστημη,エピステーメー,遠藤美代子(株式会社クイープ)出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2011/08/10メディア: 大型本…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り Vim script編

時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回はVim scriptだ。前回の秀丸エディタ同様、テキストエディタの組み込みスクリプト言語だ。ついでに言うと私が使用しているテキストエディタにて「プログラミング言語的な組み込み言語」「Lisp系じゃない」の2点を満たしてい…

時代遅れひとりFizzBuzz祭り 秀丸マクロ編

またまた再開した時代遅れひとりFizzBuzz祭り、今回は方向性を変えて秀丸マクロなんぞ使うてみよかと思う*1。秀丸マクロは和製テキストエディタのマクロ言語の中ではそこそこメジャーではないかと思うのだが、どうなんだろう?「テキストエディタに拡張用の…

書籍購入:こういう本が欲しかった。『7つの言語 7つの世界』

実力が伴っているかは別として、私もプログラミング言語に興味がある人なので、こういう本には非常に興味がある。7つの言語 7つの世界作者: Bruce A. Tate,まつもとゆきひろ,田和勝出版社/メーカー: オーム社発売日: 2011/07/23メディア: 単行本(ソフトカ…