openSUSE 11.0のx86_64を入れてたんだけど、もう何ヶ月も放置状態だったので、入れ替えた。やっぱり目的に合ったツールを選ばないといけない。
元々Cressida NBを買った理由は、
- 主にプログラミングの勉強用のマシンとして使う。
- ついでに持ち運びが楽だとうれしい。
- 安い。Windows無しならOS代も削れる。
といった所だった。
- 勉強する言語の処理系やツールの面で、Unix系が望ましい。
- インストールが簡単で、時間があまりかからない。
- できればインストール直後の環境構築に手間がかからないとよい。
- 日本語環境の構築が簡単。というかデフォルトで日本語Readyだと非常にうれしい。
- 日々のメンテナンスに手間がかからない。
- 勉強する言語の処理系やツールのインストールやアップデートが簡単。
- できればサポート期間*3は長め。
といったものだった。LinuxとかFreeBSDとか、色々と弄くるのは楽しいんだけど、その楽しみは今回の目的からは外れるんだよな。
その点で、openSUSE 11.0 x86_64は(6)について若干の不満があった。自分が使いたいツールが標準のリポジトリに入ってないとか、サードパーティのリポジトリにもないとか、ソースからインストールした人の日本語の情報とかがネット上で見つからないとか。*4
ディストリビューション等にもよるけど、特に次のツール全てがデフォルトでインストール可能なものは限られているようだ。
杜撰な調べ方しかしていないけど、少なくともubuntuとFreeBSDはOKだった。もっともFreeBSDは環境構築が面倒。openSUSEは32bit版でも幾つかのツールには未対応。CentOSも無理っぽい。Vine Linuxは調べてないけど、多分幾つかのツールはソースから入れることになりそう。gentooはインストールと環境構築で躓きそう。Fedoraはサポート期間が短すぎなので却下。
消去法でubuntuに決定。別のPCでも使ってるのでVimやEmacsの設定はそのまま流用しても問題なし。あと8.04なのはLTSだから。
……何というか、最近研究者の間でubuntuがよく使用されているという噂をネット上で見かけたけど、(それが本当かどうかは別として)理由の一端が分かった気がする。
*1:多分、広義のOS。ユーザインタフェースも含めた広い範囲を指している。だからLinuxだとディストリビューションを指すことになる。
*2:もしかしたらOSという言葉は不適切かもしれない。何かいい単語でもあるのだろうか?
*3:セキュリティパッチないしパッチ適用済みパッケージの提供期間とかのこと。
*4:ものすごく我侭な発言だと思うけど、でもこのマシンは「OSやツールそのもので楽しむ」のが目的じゃなくて、「OSやツールを使って、それらとは別の事で楽しむ」のが目的だから、OSとかツール側の都合にはあまり振り回されたくないのだ。