処理系導入コストのみ考慮した場合の入門向け?プログラミング言語ベスト5(PC-UNIX編)

今回もタイトルは微妙に偽ったままにて候。

id:eel3:20090511:1242037501 と全く同じノリで、今度はPC-UNIXを主眼に考えてみた。

PC-UNIXといってもLinuxの比較的メジャーなディストリビューションFreeBSDぐらいしか使ったことがないので、色々と偏っていると思う。Mac OS X商用UNIXの類は使ったことがないので分からない。

あとPC-UNIXの場合、大抵はパッケージ管理システムが入っていて、メジャーな処理系ならデフォルトのリポジトリに用意されている。なのでリポジトリに用意されてさえいれば、インストールは簡単だったりする。その場合はインストールのしやすさ云々の話はあまり意味がないと思う。

もっとも自分が使いたい言語の処理系が必ずリポジトリに用意されているとは限らなくて、有志がビルドしたパッケージを手動で入れたり、ソースから自分でビルドしたりすることも多々ある。だから、デフォルトのリポジトリないし有志がメンテしているリポジトリに使いたい言語の処理系のパッケージが用意されているかどうかが鍵となると思う。

ベスト5はこれ。

  1. シェルスクリプト/bin/sh
  2. C言語C++
  3. Perl
  4. Tcl/Tk
  5. AWK

う〜ん、順当なのかどうなのかイマイチ自信が持てない。C言語C++AWKあたりが微妙だと自己申告しておく。

シェルスクリプト/bin/sh
このエントリの主旨を理解している人なら、この結果には納得してもらえると思う。Xがデフォルトで起動する環境でも、何だかんだで仮想端末って用意されてるし。対話環境としてはbashtcshzshあたりを使うことが多いだろうけど、同時に/bin/shも大抵用意されているので、シェルスクリプト用にはshを使うのが筋だと思っている。もっともshの関数にはローカル変数が無いのがツライのだけど。
C言語C++
開発用としてセットアップすることが多いからかもしれないけど、Cコンパイラって大抵インストールされていると思う。で、大抵はC++コンパイルできる。ただubuntuを使い始めた時にGCC本体はインストール済みだけどライブラリ周りが入ってなくてちょっと悩んだことがあって、もしかしたら最近はデフォルトでCコンパイラが使える状態になっていない環境が多いのかもしれない。
Perl
依存関係の都合からか、Perlって結構デフォルトでインストールされていると思う。最近はPythonにも似たような傾向が見られる気がする。
Tcl/Tk
Perlと似たような理由。但しPerlよりは頻度が低いと思う。最近増えつつある(と思っている)Pythonと比べるとどうだろう?
AWK
AWKも意外とデフォルトでインストールされていることが多いと思う。昔からあるツールだし、POSIXにも定義されているし。例えインストールされてなくても大抵はパッケージ管理システムのデフォルトのリポジトリに入っている。