oedit/otbeditのC/C++編集モード用キーワード設定ファイルを大幅改訂した

作業用に何種類かテキストエディタを使用しているのだけど、最近はちょっとした作業用のエディタとしてotbeditを使っている。

otbeditはデフォルトでC言語C++シンタックスハイライトやキーワード入力補完に対応している。腰を据えてコードを書くときはvimxyzzyを使うのだが、他人のコードを軽く覗き込むときや、ちょっとしたツールをでっち上げたり少し修正したりする場合には軽いotbeditを重宝している。

ただ、個人的にデフォルトの色分け設定や入力補完対象キーワードでは物足りないので、思い切ってキーワード設定ファイルを大幅に書き換えてみた。折角なので晒してみる。

oeditのキーワード設定ファイルも似たようなフォーマットなので、oeditでも使えると思う。

カバーしている項目は次の通り。

  • プリプロセッサディレクティブ
  • 予約語
    • ANSI C89/ISO C90
    • C99
    • C++ 1998-2003
  • 標準ライブラリで定義されているマクロ、typedef、関数など
    • ANSI C89/ISO C90
    • C95(多分iso646.h以外)
    • C99(多分inttypes.hとmath.h以外)
    • C++(一部のみ)
  • BOOL、BOOLEAN、FALSE、TRUE

JISの規格票を参照せずに各書籍やネット上の情報を基にしているので、過不足などがあるかもしれない。C++ 0xの予約語も追加したけど、今のところ縁がないのでコメントアウトしてある。

予約語のうち制御構文・演算子・命令文っぽい感じのものと、NULLマクロはキーワード2に割り振っているので、他のキーワードと違う色になる。

ちなみに、このファイルの使い方はoeditやotbedit付属のドキュメントを読めば分かるはずなので、質問されても私はスルーするのであしからず。

ChangeLog

日付 内容
2010/01/05 初版作成
2011/02/22 キーワード追加:__STDC_HOSTED__