カーナビ三部作その2:Ubuntu 10.04 LTSでUSBカードリーダーライター経由でmicroSDHCを使おうとしてつまづく

id:eel3:20110618:1308377037 の続き。

前回までの作業で、Ubuntu上でCDをリッピングしてMP3化する環境を構築できた。しかし安心するのはまだ早い。

十分な容量のSDメモリカードを持っていないし、作業するPCにSDカードリーダーの類は付いていない。肝心のハード側の対応が不十分なのだ。

ということで2つとも地元のPCショップで購入した。

  • Kingston microSDHC Class6 8GB(SDメモリへの変換アダプタ付き)
    • ちょうど日替り商品で安かった。Class6の8GBでは、SDメモリよりも安かった。
    • カーナビがClass2〜Class6まで対応しているので、念の為Class10は避けた。
  • ALL-WAYS USBカードリーダー R3SD-AW
    • microSD専用のリーダーと値段は変わらなかったが、何となく複数のメディアに対応してたこちらを選択。
    • あとmicroSD専用のリーダーは小さすぎて無くしそう。

しかしこの選択がまた妙な苦労に繋がるとは……。

USBカードリーダーが認識されない?

ALL-WAYS USBカードリーダー R3SD-AW

ALL-WAYS USBカードリーダー R3SD-AW

このR3SD-AW、なぜかUbuntuを入れているサブPCで使えないのだ。何というか、認識すらしない。USBのポートに差し込んでもアクセスランプは点灯しないし、dmesgでログを見ても何の痕跡も見当たらない。

個体不良を疑ったが、他のPC(Windows 7 Professional 64bit版を入れてある)では動作した。

miniSD用の古いUSBカードリーダーは使えるので、UbuntuでSDメモリないしUSBカードリーダーの使用全般がNGとかそういう話でもないはずだ*1

Ubuntu(というかLinuxディストリビューション)で使えないカードリーダーなのか、それともハードウェア的にPCと相性が悪いのか……?

100円ショップのUSBカードリーダーならOK

悩んでいても始まらないので、他のUSBカードリーダーを入手することにした。が、例え400〜500円程度だとしても、また使えなかったらダメージが大きい。そこで姑息な手段をとることにした。

新たに購入したのはこの2つ。

  • 片山利器株式会社 USB SDカードリーダーライター SRS01
  • 片山利器株式会社 USB microSDカードリーダーライター SRM01

どちらも100円ショップのUSBカードリーダーである。この2つで210円。性能や耐久性では疑問が残るが、懐事情的に選択肢がなかった。

この2つはしっかり認識された。データの書き込みも問題ない模様……といいつつも、dmesgには書き込み時にエラーが起きたらしきログが大量に残っているので結構心配ではある。

*1:随分昔、Turbolinux 10の頃にELECOMのUSBカードリーダーを使った記憶もある。