副業が社内サーバの管理者見習いということもあって、この手の本は面白そうだし類書が少ないし買わないでいると絶版になってしまいそうなので購入した。
WINDOWS SYSINTERNALS 徹底解説 (Microsoft Press)
- 作者: Mark E. Russinovich,Aaron Margosis,山内和朗
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/03/29
- メディア: 単行本
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SysinternalsはWindowsというOSの内部を覗いたりちょっと手を入れたりするのに最適なツール群だ。システム管理者はWindowsの挙動についての深い洞察を元に監視やメンテナンスを行う。Windowsを十全に活用したアプリケーション等を開発しようとするプログラマもまたシステムの詳細について深い洞察を得ようとする。両者とも「Windowsの中身を知る」という共通する姿勢があって、その為の有用なツール群としてSysinternalsが存在する。
ただ便利なのだけど日本語のまとまった資料が少ない。英語が苦手なので、例えば「何か問題が発生して早急に解決しなくてはならない。これから使えそうなツールを探す」というシチュエーションにて英語の情報を含めて調査しようという気にならない。*1。あと私の場合、他人のマシンを調査する場合は紙の本の方が持ち運びしやすいので、本書のような紙ベースの解説書は重宝する。
第1章には各章で解説しているツールの一覧(簡単な概要付き)が載っているので、それを見て目的にあったツールの検討をつけたり面白そうなツールを探すとよいかもしれない。詳しい内容は該当する章を読みつつ実際に使ってみればよい。
Sysinternalsのツールはちょくちょく更新されていて、使い方や機能が変わる可能性もあるようなので、なるべく早いうちに本書片手にツールを弄ってみたいところだ。時間、とれるかなあ。
*1:時間的に余裕があるのなら、英語と格闘しても何とかなるのだけど……