夏休みの工作:小型スピーカー組み立て

夏休みなので工作なんぞやってみた。そういえば夏休みに自由研究をしたことはあれど、工作は初めてだ。

何をするかというと、まず『DigiFi No.7』付属のUSB DAC付きパワーアンプを狙っている。

DigiFi(デジファイ) No.7 別冊ステレオサウンド

DigiFi(デジファイ) No.7 別冊ステレオサウンド

狙っているのだけどスピーカーを持っていない(こいつの出力はスピーカ出力のみらしい)。

で、スピーカーを買うのではなく最近流行りの「雑誌の付録でスピーカー組み立て」に挑戦してみた。材料は以下の通り。

stereo (ステレオ) 2012年 08月号 [雑誌]

stereo (ステレオ) 2012年 08月号 [雑誌]

このスピーカーユニットとエンクロージュア・キットの組み合わせは間違いなく最近の流行だ。まあ雑誌だし発売日が発売日だからなあ。

組み立てに関しては全くの素人の私でも問題ない難易度。作業時間は(エンクロージュアの外側の仕上げを除けば)2〜3時間もあれば充分おつりが返ってくる。

いくつか気になった点があるのでメモを残しておく。

木工ボンドの種類と量

エンクロージュア・キットの側版・天板・底板は合わせ目がV字形になっている。実際に組み立てるとこの合わせ目の部分に微妙な隙間ができる可能性がある。私の組み立てたキットでは1〜2ヶ所でそうなった。

隙間といってもエンクロージュアの外側には隙間は無く、外側から内側にかけて隙間が微妙に広がっていく感じ。

もしこの隙間を埋める必要があるとしたら、作業手順から推測するに「木工ボンドを多めに付けて『ボンドで埋める』」ということになりそう。その場合、速乾性の木工ボンドでは作業し難い気がする。

吸音材シートと内部配線用コードの通し方

エンクロージュア・キットの裏板から底板にかけて吸音材シートをL字形に貼り付けるのだけど、貼り付けた後に内部配線用コードを通す方法が手順書に書かれていない。裏板にコードを通す穴があるのだけど、その内側で貼り付けた吸音材シートが邪魔をしている……。

私は一旦シートに目通しを刺して、目通しを抜いた後に刺した位置にコードを通すようにした。他の人はどうやっているのだろう?

この目通しを使う方法では、先に吸音材シートに内部配線用コードを貫通させておいて、その状態で入力ターミナル端子とコードを接続した方がよいと思う。というのも付属の内部配線用コードは入力ターミナル端子と接続する方のファストンチップの方が細くてシートを貫通させやすいからだ。

仕上げについて

私は腕に自信がなくて且つニスや塗料の手持ちもない(しかも買ったら余った分の保管に困りそうな)ので、表面の塗装などの仕上げはしなかった。でも可能ならやっておいた方が音にもよいらしい。

その他

スピーカー・ケーブルは付いてこないので別途購入しましょう。私はすっかり忘れていた……。