書籍購入:『Objective-Cフレーズブック』

この2〜3年ほど断続的にObjective-Cを触っていることもあり、いいかげんObjective-Cらしいコードについて知りたくなってきたところだ。

Objective‐Cフレーズブック―使いこなすためのコード&イディオム100+

Objective‐Cフレーズブック―使いこなすためのコード&イディオム100+

作者の経歴は、どこからどう眺めてもObjective-Cに深く関わってきたとしか思えないものだ。「GNUstepの上に、オープンソースデスクトップ環境を構築する」プロジェクトの共同創設者だからObjective-Cのコードを長く大量に書いてきただろうし、GNUstepやClang(のObjective-Cサポート)というライブラリ・コンパイラ絡みの部分にも関係が深いようだ。こんな人が書いた本なのだから、Objective-Cらしいイディオムが多く載っていると期待してもよいだろう。

そんな訳で、Objective-Cのコードを触る傍らに本書を置いて、時々関係ありそうな項目を眺めている。

各イディオムについて、その背景についてきっちり書いてある。興味深いし参考になるけど、ちょっと重いといえば重いかも。ちゃんと咀嚼しましょう。