P2Pネタの技術調査にあたり「そういえばWinnyの解説本が出ていたな」と思い当たったので購入。
- 作者: 金子勇,アスキー書籍編集部
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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うーん、「インターネットに直接接続しているコンピュータや、NAT越しにポートフォワーディングしているコンピュータを含む、多数のコンピュータで構成されたメッシュネットワーク」を前提としているのか。ポートフォワーディングせずにNAT越しにインターネットと接続しているコンピュータ同士が直接P2Pすることはなくて、必ずメッシュネットワーク上の「直接接続しているコンピュータ」ないし「ポートフォワーディングしているコンピュータ」を経由するようにしている。
この方式って、「常時接続・常時稼動」のコンピュータを前提としているようだ。
モバイル機器だとちょっと難しくて、というのも、いくらバッテリーが進化しようとも、バッテリー容量の問題は付いて回るだろうから、常時接続・常時稼動は厳しい。契約形態によっては、通信料金の問題も発生するだろうし。
まあ、ともかく、興味深く面白い本だ。