時代遅れひとりFizzBuzz祭り 序文

今更ながらFizzBuzzである。

時の流れは早いもので、特にソフトウェア開発の分野は10年ひと昔どころかdog yearなので尚更だ。なにせ最近のPDAの類は、私が初めて買ったPCのスペックと同等かそれ以上だ。FizzBuzzもあっという間に廃れてしまった。

しかし一方で流行の技術をつぶさに検証してみると、その昔提唱されたり使用されていたけどその後廃れてしまった技術の焼き直しのようなものが少なくない。ファッションの流行と同様に、何らかのサイクルがあるのかもしれない。

だから、実は「今更FizzBuzz」ではない。流行の先取りなのだ。きっともう直ぐFizzBuzzが再び流行るのを見越しての行為なのだ。

……とまあ屁理屈は置いておいて、FizzBuzzだ。

この一連のエントリでは、たった一人で且つ複数言語でFizzBuzzプログラムを書いていく。複数言語といっても手持ちのPCに処理系がインストール済みな言語なので、それ程多くはない。

目的というか、主眼としているのは以下の点だ。

  1. 改めて色々な言語を弄くって、理解度を測る*1
  2. できれば、その言語らしい書き方を目指してみる。
  3. FizzBuzzを実現する方法を幾つか捻り出してみる。
  4. あとは単なる興味本位*2

一応プログラマの端くれの私がわざわざブログでFizzBuzzを書くなんて、見方によっては結構イタい話だけど、どちらかというとFizzBuzzを書くのが目的という訳ではなくて、FizzBuzzを肴にごにょごにょするのが目的なので、ギリギリセーフだと思いたい。

言語によっては何種類かFizzBuzzを書く。その反対にたった1つしか書かない場合もある。この辺りはその場のノリに任せることにする。

*1:たかがFizzBuzzごときでどこまで理解度を計れるか、という疑問はあるけど……。

*2:というかこれが主目的かもしれない。