書籍購入:『はじめてUNIXで仕事をする人が読む本』

消費税の増税前ということで、気になってはいるのだけど諸事情で買ってなかった本を買ってしまおうキャンペーン。

第五弾はこれ。

はじめてUNIXで仕事をする人が読む本

はじめてUNIXで仕事をする人が読む本

薄くて広い本。とりあえず、Unixユーザランド環境を触り始めた人(管理者は別にいるとする)が、全体を俯瞰するためのとっかかりの一冊にはよさそうだ。

あと、ある程度Unix環境に慣れている人でも、例えばファイル操作で「そうか、このコマンドの組み合わせでも○○の代替になるのか!」的なコード片が載っていたりとか、妙なお得感がある。

ただ残念なのは、参考ドキュメントへのポインタが少ないこと。この本の使い方(広く浅く全体を俯瞰)としては、各項目を深めるためのドキュメントが別途必要になってくることが多いと思うので、章ごとの参考文献とかがあったほうがよかった気がする。

とりあえず、ディストリビューション独自の部分を除いてLinuxの学習用の本を探している人は、本書と『Linuxシステム[実践]入門 (Software Design plus)』の2冊セットとかおススメだと思う。