どうも1.5.2以降で日本語まわりのオプションが色々と変更されたらしい(USE_WINDOWS_ENCODINGが削除されたとか)……が、細かいことは気にしない。
とりあえず「doxygen -u」で設定ファイル(Doxyfile)をアップデートして、以下の項目を変更。ちなみにソースファイルのコメントはシフトJISで書いてあるとする。
# このファイル(Doxyfile)自身の文字コードを指定 # PROJECT_NAMEあたりが関係してくると思う DOXYFILE_ENCODING = SHIFT_JIS # 出力する際の言語 OUTPUT_LANGUAGE = Japanese # ドキュメント生成対象のソースファイルの文字コードを指定 INPUT_ENCODING = SHIFT_JIS # ちなみに日本語でドキュメント生成する時に関係しそうな文字コードは以下の通り。 # libiconvを使ってるらしいので、そちらのドキュメントを参照。 # # Japanese: EUC-JP, SHIFT_JIS, CP932, ISO-2022-JP, ISO-2022-JP-2, ISO-2022-JP-1 # UNICODE : UTF-8, UTF-16, etc.
HTMLでドキュメントを生成してみたが、文字化けは発生しなかった。Firefoxで確認したところ、UTF-8でエンコードされているようである。ちなみに他の形式は使わないので試していない。
未確認だが、Graphvizで図を生成するようにしている場合、図に日本語が含まれていると文字化けするらしい。
以下、個人的に手を加える(かもしれない)項目の抜き出し。
DOXYFILE_ENCODING = SHIFT_JIS PROJECT_NAME = "" PROJECT_NUMBER = 1.00 OUTPUT_LANGUAGE = Japanese TAB_SIZE = 4 INPUT_ENCODING = SHIFT_JIS EXCLUDE = SOURCE_BROWSER = YES REFERENCES_RELATION = YES INCLUDE_PATH = PERL_PATH = CALL_GRAPH = YES CALLER_GRAPH = YES DOTFILE_DIRS =