書籍購入:「ビューティフル」シリーズなので『ビューティフルビジュアライゼーション』を買う

「ビューティフル」シリーズなので惰性で買ったのだが、結構面白そうだ。

ビューティフルビジュアライゼーション (THEORY/IN/PRACTICE)

ビューティフルビジュアライゼーション (THEORY/IN/PRACTICE)

中身は「ビジュアライゼーション」の名に恥じないカラー印刷(?)だった。何となく『ビューティフルデータ』と繋がりがありそうな感じだと思ったら、まえがきに『ビューティフルデータ』の続編だと書いてあった。

データは収集したり解析したりするのも大変だが*1、同時にどう見せるかという所も重要だ。ものすごく身近な所でも例えば表からグラフにするだとか、事件が発生した場所を単なるリストではなく地図にマッピングするとか*2……。

特にデータが大量だと、例えば単なる表だと見る方は大変だしよく分からない訳で、「ならどう見せようか?」という話になる。

そこで従来の道具だけでなく「コンピュータ」という新しい道具を使えないか? コンピュータを使うことで従来の手法を低コストで実現するだけでなく、今までになかった表現手法を実現できないだろうか――という辺りは微妙に『Processingをはじめよう』にも掠っている気がしないでもない。

ともかく普段の私とは縁の無い世界の話なので、非常に興味深い。

*1:特に大量のデータとなると「コンピュータの限界に挑戦!」みたいな世界に突入するので。

*2:ドラマの見すぎ。