Windows XP (32bit) から Windows 7 64bitに移行するとツールが32bitやら64bitやら……

Windowsのバージョンアップに伴って諸々の作業が発生したのは「Windows 98 --> Windows 2000」の切り替え以来なのだけど、ツールやらドライバやら色々としがらみが増えた今回の方が大変な気がする。昔は身軽だった……。

備忘録代わりに、Windows 7インストール直後から時系列順に記録を残しておこうと思う。

ちなみにVisual StudioMicrosoft謹製の各種SDK、関連するパッチは公開された順にインストールしている。多分、この方が間違いはない。

Windows 7 Service Pack 1

時間短縮の為に予めスタンドアロン・パッケージをダウンロードしておいた。32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

Microsoft Internet Explorer 9

これも時間短縮の為に予めスタンドアロン・パッケージをダウンロードしておいた。32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

アンチウイルスソフト

どこの何なのかは秘密。32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

プリンタのドライバ

どこの何なのかは秘密。32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

7-Zip

32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

Virtual CloneDrive

32bit版のみ。

これを入れないとWDKやWindows SDKVisual Studio 2010 SP1をインストールできない。
この3つのみISOイメージなので。

Microsoft Office 2003 Professional

まだ2003。古いソフトなので32bit版のみ。

ちなみにOffice IME 2003は使えないので、IME自体はWindows 7付属のものを使うことになる。もっともインストール時にIME 2003を外すことはできないようだ。

Microsoft Office 2003 SP3

SP3を当てないと駄目らしい。当然ながら32bit版のみ。

Microsoft Visual Studio 2005 Professional

32bit版のみ。

Microsoft Visual Studio 2005 SP1

32bit版のみ。

KB932236 Microsoft Visual Studio 2005 SP1 Update for Windows Vista

インストール先OSがVista以降なら必要。32bit版のみ。

Microsoft DirectX SDK (February 2010)

32bit版のみ。

2012/12/20追記

なぜかVisual Studio 2005に必要なパスが追加されていなかった。以下を追記すること。

Win32 インクルードファイル C:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (February 2010)\Include
ライブラリファイル C:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (February 2010)\Lib\x86
x64 インクルードファイル C:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (February 2010)\Include
ライブラリファイル C:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (February 2010)\Lib\x64

Microsoft Windows Driver Kit 7.1.0 (7600.163851)

32bit版のみ。

Microsoft Visual Studio 2010 Professional

意外にも32bit版のみ。

Microsoft Windows SDK 7.1 for Windows 7 and .NET Framework 4

32bit版と64bit版が存在するので注意! 64bit版をインストール。

2012/12/20追記

Visual Studio 2005にパスを追加するのを忘れていた。

Win32 インクルードファイル C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\Include
ライブラリファイル C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\Lib
x64 インクルードファイル C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\Include
ライブラリファイル C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\Lib\x64

追加する位置に注意! Visual Studio 2005付属のSDKよりも優先されるように配慮する必要がある。

KB949009

32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

このパッチを当てないと、Visual C++ 2008以降を使ってビルドしたオブジェクト・ファイルをVisual Studio 2005で使うことができない(LNK1103)。

Visual Studio 2005でWindows SDK 7.1を使うのなら必須。

2012/12/20追記

正解は「32bit版をインストール」だった。

Microsoft Visual Studio 2010 Professional SP1

32bit版のみ。

KB2519277 Microsoft Visual C++ 2010 Service Pack 1 Compiler Update for the Windows SDK 7.1

32bit版のみ。

Windows SDK 7.1を入れた環境でVisual Studio 2010(ProfessionalないしExpress)にSP1を適用すると一部コンパイラ等が削除されてしまう問題の対策パッチ。何のことはない、削除されたコンパイラを入れ直しているだけ。

残念ながら、SP1を適用してからWindows SDK 7.1を入れる手順だとSDKのインストールに失敗する。その場合はSDKをVisual C++ Compiler抜きでインストールして、このパッチを当ててコンパイラのみインストールすることになる。

どちらの方法も、結局このパッチを当てることになる。なので手堅く、いちばん検証されているだろう「リリースされた順にインストール」のパターンを採用。

Cygwin

32bit版のみ。TDM-GCCを入れるのでコンパイラ抜きで。

TDM-GCC

MinGW-w64ベースの方を入れたのだけど、これって32bit版と64bit版のどちらなのだろう? 単にコンパイラが32bitのコードと64bitのコードの双方を吐き出すだけで、コンパイラ本体は32bit版だよね?

Mozilla Firefox

まだ32bit版のみ。

Mozilla Thunderbird

まだ32bit版のみ。

Adobe Reader 11.0

これ、32bit版だよね?

Java JRE

32bit版と64bit版が存在する。

ブラウザでJavaを使いたい場合は、ブラウザが32bit版ならJavaも32bit版を入れる必要がある。同様に、ブラウザが64bit版ならJavaも64bit版を入れる。

今回は単純にローカル環境でJavaアプリを実行するだけなので、64bit版をインストール。

ちなみに32bit版は自動アップデート機能があるけど、64bit版にはないので毎度手動でアップデートしなくてはならない……。

TortoiseSVN

32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

WinMerge 日本語化版

32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

As/R

32bit版と64bit版が存在する。64bit版を使用。

まめFileからの乗り換え。

ckw

32bit版と64bit版が存在する。64bit版を使用。

CygwinbashコマンドプロンプトPowerShellと各種言語処理系のREPL(例えばNode.jsとか)が使えて且つIMEで日本語入力できる端末エミュレータって、実はckwしかないような気がする。似たようなツールは色々あるけど、PowerShell等が使えないか、または日本語入力ができないか、どちらか一方に難があるものが大半だ。

ttPage

32bit版のみ。Windows 7 64bit上でも動作する模様。

秀丸エディタ

32bit版と64bit版が存在する。64bit版をインストール。

Vim 香り屋版

32bit版と64bit版が存在する。64bit版を使用。

NTEmacs 22

32bit版のみ。そろそろ23か24に移行したい。

xyzzy 0.2.2.235

32bit版のみ。派生版のどれかに移行しようかなあ。

otbedit

32bit版のみ。とりあえず動いているっぽい。

テキストエディタばかり5種類。これでも減らした方だ。