書籍購入：ひさびさのまとめ買い - 新・日々録 by TRASH BOX@Eel

ひさびさに本をまとめ買いした。

まず、仕事とも微妙に絡んでくるこの1冊。

実はCプログラマなのに最近までこの本の存在を知らなかったという、結構マヌケなことをやらかしてしまっていた。『LET OVER LAMBDA Edition 1.0』の中に広告が載っていて、それを見て存在に気づいたのだ。

仕事柄、C89相当でもC++でも使えるようなコードを書く必要があるのだが、今まではその辺りを勘と経験でやりくりしていた。この本ならClean C*1についても書かれているので、心強い。

それに元々コンパイラの開発から派生した本らしく、K&R CからC99に至る範囲を細部までキッチリ書いてあり、かつJIS規格よりも読みやすい。まだぱらっと捲っただけだが、良い買い物だったと思っている。

次に、オライリーの新刊で気になったこの本。

10年ちょっと前と比較すると、単なる1ユーザの身分から見た範囲でも、セキュリティ周りの分野はどんどん複雑になってきているように感じる。その辺りをこの本で補うことができたら幸いなのだが。一応、それなりに読みやすそうだ。

同じくオライリーの新刊から。

手持ちのアルゴリズム本は『Javaプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造』と『C言語による最新アルゴリズム事典 (ソフトウェアテクノロジー)』。片や比較的基本的なアルゴリズムとデータ構造を扱った入門書、もう片方は基本的に事典だ。もう少し別の、この2冊の中間のような本が欲しいと思っていた。

どうやら、その希望にそれなりに沿った内容のようだ。

これもオライリーの新刊。

仕事で書くコードで直接正規表現を使うことはないのだが、エディタの検索・置換機能で正規表現を使ったり、ちょっとしたツールを作る際にJScriptやRubyやgawkやsedで正規表現を書くことはある。

ただ手元には『詳説正規表現第2版』や『詳説正規表現第3版』のように腰を据えて正規表現について解説している本か、『sed & awk デスクトップリファレンス』のように簡単な正規表現の一覧が載っている本しかない。

なのでクックブックを買った。

新刊ではないが、1ヶ月前にでたばかりの本。

Rubyの中〜上級者向けの本で、現在のRubyの暗黙知のような内容を扱っているらしい。

Rubyは非常に便利で助かっているのだが、使う機会の少なさ故になかなか使い慣れない。当面はこの本を読むに値するレベルになることが目標。なので積読予定。

買いそびれていた本。

計算機科学やソフトウェア工学の正規の教育を受けてきていない身としては、アーキテクチャなんて良く分からないのだが、『ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)』が結構面白かったので2匹目のドジョウを狙ってみた*2。

*1:CとC++の共通集合のことらしい。

*2:ちなみに訳者曰く、内容は『ビューティフルコード』の2匹目のドジョウなどではないらしい。