手元に大量にある3.5インチフロッピディスクを処分したいので、暇を見て必要なデータをサルベージして、データ消去(ランダム値での上書き)とフォーマットを行っている。
作業用に購入したUSB-FDDをUbuntuで使用したらなぜかフロッピが軒並み壊れたので*1、Windows XP上でフォーマットとcipherによる上書きをしているのだけど、要所要所で手作業が発生して面倒だ。
そこでフロッピ1枚のフォーマットからデータ消去まで一括して実行するバッチファイルを作ってみた。
@echo off ( echo. echo. echo n ) | format a: /fs:FAT if errorlevel 1 ( exit /b %ERRORLEVEL% ) cipher /w:a:
使い方は、フロッピをドライブ(A:)に挿入した後にこのバッチファイルを実行するだけ。
formatコマンドにはパイプ経由で「改行(Enter)のみ」2つと「nと改行(Enter)」を送っている。最初の「改行(Enter)のみ」はディスク準備完了(ドライブに挿入済み)を通知していて、次の「改行(Enter)のみ」はフォーマット後に付けるラベル名を空白にしている。最後の「nと改行(Enter)」は別のディスクをフォーマットせずにformatを終了させている。
formatが成功した場合は、続けてcipherによるデータ消去を実行する。
それにしても、相変わらずフロッピはアクセス速度が遅いなあ。
*1:おそらく使い方を間違えている。