PC遍歴

NEC PC-VS20C/S5DA2(デスクトップPC)

  • 1998/03 購入。
  • 2008/01 退役、破棄。

初めて手に入れたPC。某大学の生協で、確かプリンタとセットで購入したはず。

ベースは初期のまま、交換可能なパーツに手を入れて延命処置をしつつ、10年近くに渡って苦楽を共にしてきた。電源スイッチ周りの不具合か時々電源が入らなくなることがあったり、内蔵のアナログモデムが故障したりしたが、それ以外は故障なし。結構頑丈だった。

スペックの都合で一時期お蔵入りしていたが、後にLinuxマシン(コンソールOnly)として復活した。それでもよる年波には勝てず、満10年を目前に廃棄してしまった。

初期スペック
CPU Intel MMX Pentium 200MHz
Main Board (Intel 430TX)
Memory PC-66 SDRAM 32MBx1
HDD Western Digital (3.5inch:3.2GB:UltraATA 33)
Video On board (CirrusLogic GD5465 2MB)
Sound On board (YAMAHA YMF715E)
Optical Drive CD-ROM Drive x20
NIC None
OS Microsoft Windows 95 OSR2
最終スペック
CPU AMD K6-III 400MHz (IO-DATA PK-K6HX400/DV)
Main Board (Intel 430TX)
Memory PC-66 SDRAM 256MB (PC-100 128MB + PC-133 128MB)
HDD Western Digital WD400EB (3.5inch:40GB:UltraATA 100 -> 33:5400rpm)
Video BUFFALO WGP-SF32P (Savage4 Pro+ 32MB PCI)
Sound Creative Labs Sound Blaster PCI128
Optical Drive CD-ROM Drive x20
NIC MELCO LGY-PCI-TXC (100BASE-TX/10BASE-T, PCI)
OS Microsoft Windows 98SE / Vine Linux 4.1

自作PC 1号機(メイン:ミドルタワー型PC)

  • 1999/05 作成(Ver.1)。
  • 2003/01 第1次改修(Ver.2)。
  • 2010/08 第2次改修(Ver.3)。2020/01 退役。
  • 2021/12 第3次改修(Ver.4)。

初めてPCを手に入れてから1年足らずで、我慢できずに初めて自作したPC。

周囲にPCを自作するような人がいなかった為、近所のPCショップで売っていたショップブランドPCの構成を真似てパーツを選んだ*1。ただ予算の都合で、お金をかけたのはPCケースのみで、それ以外は枯れたパーツ*2やエントリクラスのパーツ*3や偶々安く売っていたパーツ*4を選んで費用を抑えた。

その後、幾つかパーツを交換していく中で、何を考えたのかHDDリムーバブルケースを装着。HDDレベルで起動ディスクを交換できるようにしてしまった。後にLinuxFreeBSDを入れて遊ぶようになった一因だ。

3年半ほど使用した後、ケースはそのままに内部を総入れ替えしたのがVer.2。Intel 440BX + FC-PGA370世代のCeleronから一気にPentium 4に変わり、CPUクロックも700MHzから2.4GHzになった。世間がWindows XPに移行していくのを尻目にWindows 2000turbolinux 10〜F...を主に使いつつ、引き続きメインPCとして使い続けた。

電源の故障や2度目のビデオカードの故障などを経つつも周辺パーツの交換のみで対応していたが、気がついたら手持ちのPCの中で(自作NASを除いて)一番低スペックとなっていた。

Windows 2000のサポート終了に合わせて、Windows 7対応PCとして大改修したのがVer.3。Ver.2の時は2〜3のパーツは流用したのだが、Ver.3ではケース以外の全てのパーツを入れ替えた。

Ver.2ほどではないが数年間は使い続けたいという要求に基づき、それなりにスペックが高めのパーツを選択した。OSも延長サポート対象のWindows 7 Professionalで、且つ今後32bitから64bit環境に移行していくだろうという想定に基づいて64bit版を選択した。何気にSSDにOSインストール&Blu-rayで3D対応、というトレンドに片足つっこんでみた構成だった。

Windows 7のサポート終了に合わせて、Windows 10対応PCとして大改修を計画したのがVer.4。Ver.3からケース・電源・Blu-rayドライブ・HDD以外のパーツを入れ替えた。主要パーツは2019年10月の消費税引き上げ前に揃えたものの、諸事情により組み立ては2年後の2021年にずれ込んだ。

Ver.1初期スペック
CPU Intel Celeron 400MHz (Mendocino 66x6 PPGA370)
Main Board AOpen AX6BC PRO TypeR Vspec (Intel 440BX)
Memory PC-100 SDRAM 64MBx1
HDD QUANTUM (3.5inch:6.4GB:UltraATA 33)
Video ATI RAGE MAGNUM (RAGE 128 GL 32MB AGP)
Sound Creative Labs Sound Blaster PCI128
Optical Drive Creative Labs DVD-ROM Drive
NIC None
OS Microsoft Windows 98
Ver.1最終スペック
CPU Intel Celeron 700MHz (Coppermine-128K 66x10.5 FC-PGA370)
Main Board AOpen AX6BC PRO TypeR Vspec (Intel 440BX)
Memory PC-100 SDRAM 192MB (PC-100 64MB + PC-133 128MB)
HDD IBM (3.5inch:15GB:UltraATA 33)
Video ATI RAGE FURY PRO (RAGE 128 PRO 32MB AGP)
Sound AOpen AW744 Pro (YAMAHA YMF744-B)
Optical Drive RICOH CD-R/DVD-ROM Drive
NIC MELCO LGY-PCI-TXC (100BASE-TX/10BASE-T, PCI)
OS Microsoft Windows 2000 Professional
Ver.2初期スペック
CPU Intel Pentium 4 2.4GHz (Northwood 133x18)
Main Board AOpen AX4GE Max (Intel 845GE)
Memory PC-2700 DDR-333 SDRAM 512MBx1
HDD
Video ATI RADEON 8500LE Bulk (128MB AGP)
Sound AOpen AW744 Pro (YAMAHA YMF744-B)
Optical Drive BUFFALO DVD±R Drive
NIC On board (Realtek 100BASE-TX)
OS Microsoft Windows 2000 Professional
Ver.2最終スペック
CPU Intel Pentium 4 2.4GHz (Northwood 133x18)
CPU Cooler Cooler Master Cyprum Lite (K14-7HD2C-OL)
Main Board AOpen AX4GE Max (Intel 845GE)
Memory PC-2700 DDR-333 SDRAM 1.5GB (PC-2700 DDR-333 512MB + PC-3200 DDR-400 1024MB)
HDD HITACHI HDS728080PLAT20 (3.5inch:80GB:UltraATA 133 -> 100:7200rpm:2MB)
Video Celestica Gold Edition RADEON 9600SE (128MB AGP)
Sound AOpen AW744 Pro (YAMAHA YMF744-B)
Optical Drive IO DATA DVR-3540LE DVD Dual Drive
NIC On board (Realtek 100BASE-TX)
Power Owlteck Seasonic SS-550HT
OS Microsoft Windows 2000 Professional
Ver.3初期スペック
CPU Intel Core i7-870 (2.93GHz Quad Core, 8 Threads)
CPU Cooler Scythe 刀3クーラー (SCKTN-3000)
Main Board ASUSTeK P7P55D-E EVO (Intel P55)
Memory PC3-12800 DDR3-1600 SDRAM 4GB (CFD Elixir PC3-12800 DDR3-1600 SDRAM 2GBx2)
SSD Intel X25-M Mainstream SSDSA2MH160G2C1
HDD HITACHI Deskstar 0S01602 (3.5inch:2TB:SATA2 3Gbps:32MB)
Video 玄人志向 RH5670-E512HD/AC (Radeon HD5670 GDDR5/512MB PCI-Express2.1(x16))
Sound Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium HD
Optical Drive LG BH12NS30 Blu-ray Drive
NIC On board (Realtek 8112L Gigabit LAN) x2
Power Owlteck Seasonic Xseries SS-750KM
OS Microsoft Windows 7 Professional 64bit
Ver.3最終スペック
CPU Intel Core i7-870 (2.93GHz Quad Core, 8 Threads)
CPU Cooler Scythe 刀3クーラー (SCKTN-3000)
Main Board ASUSTeK P7P55D-E EVO (Intel P55)
Memory PC3-12800 DDR3-1600 SDRAM 16GB (ADATA PC3-12800 DDR3-1600 SDRAM 4GBx4)
SSD Intel X25-M Mainstream SSDSA2MH160G2C1
HDD HITACHI Deskstar 0S01602 (3.5inch:2TB:SATA2 3Gbps:32MB)
Video 玄人志向 RH5670-E512HD/AC (Radeon HD5670 GDDR5/512MB PCI-Express2.1(x16))
Sound Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium HD
Optical Drive LG BH12NS30 Blu-ray Drive
NIC On board (Realtek 8112L Gigabit LAN) x2
Power Owlteck Seasonic Xseries SS-750KM
OS Microsoft Windows 7 Professional 64bit SP1
Ver.4初期/現行スペック
CPU AMD Ryzen 5 3600 (3.60GHz Hexa Core, 12 Threads)
CPU Cooler Scythe KATANA 5 クーラー (SCKTN-5000)
Main Board MSI MPG X570 GAMING PLUS (AMD X570)
Memory PC4-25600 DDR4-3200 SDRAM 32GB (CFD W4U3200PS-16G 16GBx2)
SSD WD Blue SN500 WDS500G1B0C
SSD ADATA XPG SX6000 Lite ASX6000LNP-1TT-C
HDD HITACHI Deskstar 0S01602 (3.5inch:2TB:SATA2 3Gbps:32MB)
Video 玄人志向 RD-RX560-E2GB/OC REV2.0 (Radeon RX560 GDDR5/2GB PCI-Express3.0(x8))
Sound On board (Realtek ALC1220)
Optical Drive LG BH12NS30 Blu-ray Drive
NIC On board (Realtek 8111H Gigabit LAN)
Power Owlteck Seasonic Xseries SS-750KM
OS Microsoft Windows 10 Pro 64bit
OS Ubuntu 20.04.3 LTS 64bit

自作PC 2号機(サブ:スリムタワー型PC)

  • 2003/05 作成(Ver.1)。
  • 2009/03 改修(Ver.2)。
  • 2012/12 改修(Ver.3)。
  • 2016/01 改修(Ver.4)。
  • 2018/02 改修(Ver.4.1)。

自作PC 1号機をVer.2に改修した際に発生した廃棄パーツでもう一台組もうと企画したPC。しかし何故かCeleron 700MHzが動かず、中古でPentium IIIを購入したのだった。

最初はWindows 98SEを入れていたが*5Windows 2000の安定性に慣れてしまっていた身ではWindows 9x系の不安定さ加減に耐えられず、LinuxFreeBSDを試したり、DR-DOSBeOS MAX Editionを含む複数のOSを共存させてみたりと、実験的な用途で使っていた。

その後、Ubuntuが注目されだした辺りで「Linuxをデスクトップ用途で使うことに再チャレンジだ」ということでUbuntu 7.04 LTSを導入。アップグレードしつつ使い続けた。

そのうち操作の重さが気になるようになり、改修を検討していた頃に、閉店セールでD945GCLF2の展示品が超格安で売られている場面に遭遇。手持ちのパーツと合わせて超低コストで内部パーツを総取り替えして誕生したのがVer.2である。

Intel Atom 330は当時メインストリームだったCore2 Duoなどと比べれば圧倒的に低スペックなものの、さすがにPentium III 1.0GHzからすれば「CPUクロック向上・デュアルコア化(さらにHyper-Threadingで擬似クアッドコア化)・メモリがPC-133からシングルチャネルとはいえDDR2-667と高速化且つ容量も増加・HDDのインタフェースがPATA 133からSATA化」と圧倒的な性能差がある訳で、投資金額から考えられないほど快適になった。

Intel Atom 330上でUbuntu 8.04〜10.04と使い続け、12.04.1が出たあたりでそろそろ基盤部分を交換しようと思い、マザーボードを交換したのがVer.3。購入したのはマザーボードのみで、メモリは自作PC 1号機のメモリ交換で余ったモジュールを流用した。2GBのモジュール2枚で合計4GBと(改修時にはメモリ4GB〜8GBのPCが販売されるようになっていたことを考えると)少なめだったものの、一応これでも改修前の2倍だし、用途的に4GBでも問題なかった。何より、流用できるものを流用しなくては低コストPCの名が廃る。

当初はIntel Atomの最新版への乗り換えを計画したものの、Atom D2700やN2800はEM64T(EMT64)に対応していないなどの問題があり断念。AMDのAPUは、タイミングを逃してE450搭載のマザーボードを入手し損ねたり、E1やE2を搭載したマザーボードがなかなか発売されないなど、不運に見舞われて入手できなかった。どうしようかと思案しているうちにCeleron 847搭載のマザーボードがぽつぽつと発売されるようになってきたので購入に踏み切ったのだった。

ベンチマークでの計測はしなかったが、通常操作時の体感ではAtom 330よりもCeleron 847の方が多少快適だった。ただそれがCPUの性能差に起因するのか、それともメモリ速度や容量なのか、はたまた内蔵グラフィックなのかは不明だった。

3年使用した後、Ubuntuを32bitから64bitに入れ替えようかと計画を練り始めた頃に、購入時から使い続けてきたケース付属の電源が故障した。電源入れ替えで復旧したが、その際に何やらヘマをしでかしたらしく、オンボード音源から音が出なくなってしまった。

そこで急遽計画を進めて改修したのがVer.4。「ローエンドだけどデスクトップ用途に十分なパワーのCPU」「動画再生の支援機能は欲しいかも」「Linuxにそこそここなれたグラフィックドライバがありそう」などの欲望を満たそうとしたところ、自作PCでは初めてAMDのCPUを選択することになった。

新規購入したパーツは、いずれも低予算縛りで妥協をしつつも「まあ、悪くないか}という一線は保とうとした結果として選ばれた。CPUやSSDの微妙さ*6や中途半端なメモリ容量は、この方針ゆえだ。SSDの容量を補うために古い2.5inch HDDを増設したり、PCケースやファンはVer.3からの持ち越しだったりと、古いパーツも意外と使いまわしていた。

特徴といえば、縦置きのためか故障が多かった光学ドライブを廃して、内蔵型カードリーダを取り付けたことだろうか? ケース付属のUSBポートが2.0対応だったこともあり、カードリーダ付属のUSB 3.0ポートを経由して、ケース前面にてUSB 3.0対応デバイスを挿抜できるようにした。USB-CD/DVDドライブを飛び越して、USBメモリでOSをインストールすることが一般化しだしたこともあり*7、さすがに内蔵型の光学ドライブは不要だろうと考えてのことだった。

Ver.4.1は、AMD Ryzenが出てAPUのプラットフォームが移行しだした頃に、マシンの寿命を引き伸ばすためにCPUを交換したものだ。中古で入手したA10 7860Kは、TDPはA6 7400と同じ65Wながらも性能は上で、交換対象としてはベターなCPUだった。

Ver.1最終スペック
CPU Intel Pentium III 1.0GHz (Coppermine 133x7.5 FC-PGA370)
Main Board BIOSTAR M6VLR (VIA VT8601A [PLE133T])
Memory PC-133 SDRAM 768MB (CL-2 256MB + CL-3 512MB)
HDD HITACHI HDS728080PLAT20 (3.5inch:80GB:UltraATA 133 -> 100:7200rpm:2MB)
Video Canopus SPECTRA Light T32PCI (RIVA TNT2 Pro 32MB PCI)
Sound On board (VIA Apollo PLE133T)
Optical Drive BUFFALO DVD±R Drive
NIC Intel PRO/100+ i82559 100BASE/PCI
OS Ubuntu 8.04.2 LTS
Ver.2初期/最終スペック
CPU On board Intel Atom 330 (1.6GHz Dual Core, 4 Threads)
Main Board Intel D945GCLF2 (Intel 945GC)
Memory PC2-5300 DDR2-667 SDRAM 2GB Single Channel (UMAX PC2-6400 DDR2-800 2GBx1 両面)
HDD HITACHI HDT725032VLA360 (3.5inch:320GB:SerialATA 3Gbps:7200rpm:8MB)
Video On board (Intel GMA 950)
Sound On board (Realtek ALC662)
Optical Drive LG Electronics DVD Hyper Multi Drive Bulk
NIC On board (Realtek 8111C Gigabit LAN)
OS Ubuntu 10.04.4 LTS 32bit
Ver.3初期スペック
CPU On board Intel Celeron 847 (1.1GHz Dual Core, 2 Threads)
Main Board MSI C847IS-P33 (Intel NM70 Express)
Memory PC3-10600 DDR3-1333 SDRAM 4GB (CFD Elixir PC3-12800 DDR3-1600 SDRAM 2GBx2)
HDD HITACHI HDT725032VLA360 (3.5inch:320GB:SerialATA 3Gbps:7200rpm:8MB)
Video On board (Intel HD Graphics)
Sound On board (Realtek ALC887)
Optical Drive LG Electronics DVD Hyper Multi Drive Bulk
NIC On board (Realtek 8111E Gigabit LAN)
OS Ubuntu 12.04.5 LTS 32bit
Ver.3最終スペック
CPU On board Intel Celeron 847 (1.1GHz Dual Core, 2 Threads)
Main Board MSI C847IS-P33 (Intel NM70 Express)
Memory PC3-10600 DDR3-1333 SDRAM 4GB (CFD Elixir PC3-12800 DDR3-1600 SDRAM 2GBx2)
HDD HITACHI HDT725032VLA360 (3.5inch:320GB:SerialATA 3Gbps:7200rpm:8MB)
Video On board (Intel HD Graphics)
Sound On board (Realtek ALC887)
Optical Drive LG Electronics DVD Hyper Multi Drive Bulk
NIC On board (Realtek 8111E Gigabit LAN)
Power 玄人志向 KRPW-SXP400W/90+
OS Ubuntu 12.04.5 LTS 32bit
Ver.4初期スペック
CPU AMD A6 7400K BE (3.5GHz Dual Core, 2 Threads)
Main Board MSI A78M-E35 V2 (AMD A78)
Memory PC3-17000 DDR3-2133 SDRAM 8GB (PATRIOT PV38G213C1K 4GBx2)
SSD SanDisk SDSSDA-120G-J25C
HDD HITACHI HTS545050B9A300 (2.5inch:500GB:SerialATA 3Gbps:5400rpm:8MB)
Video On board (AMD Radeon R5 Graphics)
Sound On board (Realtek ALC887)
Optical Drive None (I-O DATA DVRP-U8VK)
Other Drive OWLTECH OWL-CR6U3(B)/BOX
NIC On board (Realtek 8111G Gigabit LAN)
Power 玄人志向 KRPW-SXP400W/90+
OS Ubuntu 15.10 64bit
Ver.4最終スペック
CPU AMD A6 7400K BE (3.5GHz Dual Core, 2 Threads)
Main Board MSI A78M-E35 V2 (AMD A78)
Memory PC3-17000 DDR3-2133 SDRAM 16GB (ADATA AX3U2133W8G10-DR 8GBx2)
SSD SanDisk SDSSDA-120G-J25C
HDD HITACHI HTS545050B9A300 (2.5inch:500GB:SerialATA 3Gbps:5400rpm:8MB)
Video On board (AMD Radeon R5 Graphics)
Sound On board (Realtek ALC887)
Optical Drive None (I-O DATA DVRP-U8VK)
Other Drive OWLTECH OWL-CR6U3(B)/BOX
NIC On board (Realtek 8111G Gigabit LAN)
Power 玄人志向 KRPW-SXP400W/90+
OS Ubuntu 16.04.3 LTS 64bit
Ver.4.1初期/現行スペック
CPU AMD A10 7860K BE (3.6GHz Quad Core, 4 Threads)
Main Board MSI A78M-E35 V2 (AMD A78)
Memory PC3-17000 DDR3-2133 SDRAM 16GB (ADATA AX3U2133W8G10-DR 8GBx2)
SSD SanDisk SDSSDA-120G-J25C
HDD HITACHI HTS545050B9A300 (2.5inch:500GB:SerialATA 3Gbps:5400rpm:8MB)
Video On board (AMD Radeon R7 Graphics)
Sound On board (Realtek ALC887)
Optical Drive None (I-O DATA DVRP-U8VK)
Other Drive OWLTECH OWL-CR6U3(B)/BOX
NIC On board (Realtek 8111G Gigabit LAN)
Power 玄人志向 KRPW-SXP400W/90+
OS Ubuntu 18.04.6 LTS 64bit

自作PC 3号機(自作NAS:ミニPC)

  • 2007/04 作成。
  • 2010/10 退役、破棄。

NASが欲しくなったが、既製品は故障時のデータ吸い出しに不安があったので、思い切って自作してみたら非常に高くついたという、いわくつきPC。

省スペースの為にNano-ITXのEPIA Nを選択。ついでにHDDとDVDドライブ以外はモーター無しのファンレスである。市販のNASに倣ってこうしたのだが、効果のほどは微妙である。

ファンレスで熱放射がイマイチだったからか、バックアップ体制を整える前にHDDが死亡し、貴重なデータを失ってしまうという憂き目にあってしまった*8。それに懲りてHDDを2.5inchにすることでケース内に空きスペースを設けつつ、ついでにバックアップ体制も整えたのだった。

暫くして電源回りのトラブルかうまく起動しなくなり、立ち上げるにも一苦労するようになった。クライアントPCもLAN回線もギガビット対応したのにNASが100BASEというのも微妙だったので改修を考えたが、今更Nano-ITXというのも厳しいので退役させることにした。

初期スペック
CPU On board VIA C3 800MHz (133x6)
Main Board VIA EPIA N8000E (VIA VT8237R)
Memory PC-3200 DDR-400 SO-DIMM 1GBx1
HDD HITACHI HDT725032VLAT80 (3.5inch:320GB:UltraATA 133 -> 66:7200rpm:8MB)
Video On board
Sound On board
Optical Drive Sony NEC Optiarc AD-7540 DVD Super Multi Drive
NIC On board
OS Vine Linux 4.1
最終スペック
CPU On board VIA C3 800MHz (133x6)
Main Board VIA EPIA N8000E (VIA VT8237R)
Memory PC-3200 DDR-400 SO-DIMM 1GBx1
HDD Western Digital WD6400BEVT (2.5inch:640GB:SerialATA 3Gbps -> UltraATA 133:5400rpm:8MB)
Video On board
Sound On board
Optical Drive Sony NEC Optiarc AD-7540 DVD Super Multi Drive
NIC On board
OS CentOS 5.5 32bit

Prime A Note Cressida NB(B5ノートPC)

  • 2008/04 購入。
  • 2019/06 退役、破棄。

初めて購入したノートPC。価格、持ち運びに苦労しないギリギリのサイズ、ネット上でLinuxでの動作報告があった点が決め手だった。

持ち運んでプログラミング言語の勉強をする目的で購入した為、当初は勉強したい処理系を入れるのに苦労しないようにLinuxを入れていた。

ところが自作PC 1号機に入れてあったWindows 2000のサポート終了に伴いWindows XPに乗り換えようとしたところ、肝心の自作PC 1号機が老朽化しつつあり、改修を考えることになった。直ぐにパーツを入れ替えるかもしれないPCにWindows XPを入れるのも微妙なので、HDD交換のついでにCressida NBのOSをWindows XPに入れ替えてしまった。

Windows絡みのアレコレを自作PC 1号機上のWindows 7でまかなうようにした後は、Windows XPのサポート終了まで実験環境として使用した。その間にメモリ4GB化に成功したこともあり、Windows XPサポート終了後はCentOS 64bitを入れて実験用WS兼鯖として運用した。

Windows XPサポート終了から1年半経過した後、自宅に眠っていた古いメディア(MDやフロッピ)からデータを吸い出すために、再度Windows XPを復活させて、作業PCとしてオフラインで使用した。この時、HDDの容量が少なめでも十分だったこともあり、購入時のHDDに戻した。

データ移行作業が完了した後は、Ubuntu Serverに軽量デスクトップ環境を入れて、実験用PCとして余生を過ごしていたのだが、ある日突然、電源を入れてもBIOSが立ち上がらないようになった。調べたところ、どうやらCressida NB固有の持病らしく、内蔵ボタン電池を交換すれば復活する可能性があるようだが、分解してキーボードまで取り外した上で半田ごてを使わないと交換できないようだった。そこまで手間を掛けるメリットがないため、退役させることにした。

初期スペック
CPU AMD Turion 64 X2 Mobile TL-52 (1.6GHz Dual Core 200x8)
Main Board (NVIDIA nForce Go 430)
Memory PC2-5300 DDR2-667 SO-DIMM 2GB (PC2-5300 DDR2-667 1GBx2)
HDD FUJITSU MHV2100BH PL (2.5inch:100GB:SerialATA 1.5Gbps:5400rpm:8MB)
Video On board (NVIDIA GeForce Go 6100)
Sound On board (Realtek)
Optical Drive MATSHITA UJ-850S DVD Super Multi Drive
NIC On board (nForce Gigabit LAN)
OS openSUSE 11.0 64bit
最盛時スペック
CPU AMD Turion 64 X2 Mobile TL-52 (1.6GHz Dual Core 200x8)
Main Board (NVIDIA nForce Go 430)
Memory PC2-6400 DDR2-800 SO-DIMM 4GB (GreenHouse GH-DW800-2GBZ PC2-6400 DDR2-800 2GBx2)
HDD HITACHI HTS545050B9A300 (2.5inch:500GB:SerialATA 3Gbps:5400rpm:8MB)
Video On board (NVIDIA GeForce Go 6100)
Sound On board (Realtek)
Optical Drive MATSHITA UJ-850S DVD Super Multi Drive
NIC On board (nForce Gigabit LAN)
OS CentOS 6.6 64bit
最終スペック
CPU AMD Turion 64 X2 Mobile TL-52 (1.6GHz Dual Core 200x8)
Main Board (NVIDIA nForce Go 430)
Memory PC2-6400 DDR2-800 SO-DIMM 4GB (GreenHouse GH-DW800-2GBZ PC2-6400 DDR2-800 2GBx2)
HDD FUJITSU MHV2100BH PL (2.5inch:100GB:SerialATA 1.5Gbps:5400rpm:8MB)
Video On board (NVIDIA GeForce Go 6100)
Sound On board (Realtek)
Optical Drive MATSHITA UJ-850S DVD Super Multi Drive
NIC On board (nForce Gigabit LAN)
OS Ubuntu Server 16.04.5 LTS 64bit with GUI

Dirac Noah AT510-B ベアボーンPC(自作NAS:キューブ型PC)

  • 2010/10 購入入(Ver.1)。
  • 2015/05 第1次改修(Ver.2)。

退役した自作PC 3号機の代わりに用意したNAS代わりPC。

3号機の退役に当たってはMini-ITXマザーボード + 省スペースPCケースの組み合わせで新規に自作することも考えたのだが、忙しい時期だったのでパーツ選定や組み立ての手間を省くためにベアボーンに手を出した。

NAS代わりにも関わらず、購入時点にてクライアント用途に使っていた自作PC 2号機やCressida NBよりも高スペックだった。

現物を見てみたが、オーソドックスなスリムケースなので容易に別のMini-ITXマザーボードに取り替えることができそうだった。電源回りが壊れなければ将来色々と使い回せそうではあった。

そこで、HDD交換ついでに内部パーツを近代化するにあたり、ケースを流用して中身をそっくり入れ替えることにしたのがVer.2。あくまでNAS鯖なので、CPUは順当にAtomベースだし、ディスクもHDDを使用。それでも、性能が向上した上に、CPUのTDPは低下した。

Ver.1初期/最終スペック
CPU On board Intel Atom D510 (1.66GHz Dual Core, 4 Threads)
Main Board Intel D510MO (Intel NM10 Express)
Memory PC2-6400 DDR2-800 SDRAM 4GB Single Channel (SPJ PC2-6400 DDR2-800 2GBx2)
HDD Western Digital WD6400BEVT (2.5inch:640GB:SerialATA 3Gbps)
Video On board (Intel GMA 3150)
Sound On board (Realtek ALC662)
Optical Drive Panasonic UJ-890A DVD Super Multi Drive
NIC On board (Realtek 8111DL Gigabit LAN)
OS CentOS 5.11 64bit
Ver.2初期/現行スペック
CPU On board Intel Celeron J1900 (Bay Trail-D 2.00GHz Quad Core, 4 Threads)
Main Board ASRock Q1900-ITX
Memory PC3-10600 DDR3L-1333 SO-DIMM 16GB (G.SKILL PC3-10600 DDR3L-1333 8GBx2)
HDD Western Digital WD10JFCX (2.5inch:1TB:SerialATA 6Gbps)
Video On board (Intel HD Graphics)
Sound On board (Realtek ALC892)
Optical Drive Panasonic UJ-890A DVD Super Multi Drive
NIC On board (Realtek 8111GR Gigabit LAN)
OS Ubuntu Server 18.04.6 LTS 64bit

PiNON Sizka Super-microDX-B(ミニPC)

  • 2012/05 購入。

面白そうだったので購入した超ミニPC。タバコ箱サイズというふれこみだったが、現物を見てみたらApple Macbook A1342あたりに付属の正方形のACアダプタぐらいだった。

開発のベースとして使えるX-Linuxというディストリビューションが公開されているので、当初はX-Linuxベースで自前で環境を構築しようかと思っていたものの、面倒になって既成のディストリビューションを入れてしまった。

低スペック環境でのネットワーク・サーバ実証例として使おうと画策するも、色々あって5年ほど休眠状態に。2018年になって再び引っ張り出してDebianを入れ直すものの、Vortex86DXをサポートするディストリビューションの少なさに慄いた。Linuxでの安定動作とVortex86DXサポートの将来性に不安を感じた結果、FreeBSDに乗り換えることにした。

そのうちFreeBSDの公式バイナリもi686以降の命令が必須となったので、OpenBSDベースのFuguItaに乗り換えることにした。

初期/現行スペック
CPU On board DM&P Vortex86DX (800MHz)
Main Board (DM&P Vortex86DX SoC)
Memory On board PC2-5300 DDR2-667 512MB
HDD None (Transcend TS16GCF400 Compact Flash 400x 16GB)
Video On board (Volari Z9s 64MB)
Sound None (DigiFi Olasonic Stereo Sound)
Optical Drive None
NIC On board 10/100BASE
OS FuguIta 7.5 i386 (OpenBSD)

Intel DC3217IYE ベアボーンPC(ミニPC)

  • 2012/12 購入。
  • 2024/08 退役、破棄。

これもまた面白そうだったので購入したミニPC。外箱を開けるとIntelの例のジングルが流れる素敵仕様なのだけど、どうも光センサーで感知しているらしく、冬場に着る毛布装備状態で作業していると毛布の袖口がセンサーのあたりに当たってしまい、何度もジングルが流れるという。

中身は中身で、ACアダプタ付属だけど電源ケーブル部分が付いていないある意味素敵仕様。まあそのあたりを心得たPCショップは電源ケーブル付きで売ってたりするものだ。

本体は小さい。初代のMac miniよりもぐっと小さく*9、2012年モデルのMac miniと比較すると幅と奥行は小さく高さはわずかに上回る。とはいえ現行のMac miniが電源内蔵なのに対して、DC3217IYEはACアダプタ必須だからなあ。カタログスペックもMac miniよりは低めだ。

本体は小さくて比較的軽いのだけど、実際には重く感じる。というのも、このサイズのPC周辺機器といえばブロードバンド・ルータの類で、基本的に外装はプラスチックなので軽い。一方で本機は外装がアルミとプラスチックだ。似た大きさの他の機器と比較してしまい、相対的に「重い」と感じてしまう。

小さいといえばmSATAのSSDも小さい。SO-DIMMより小さいだなんて信じられない。ジャンボジェット機を見て「こ、こんな鉄の塊が空に浮かぶだなんて信じられんっ」という感想を抱く数十年前のおっさん的心境だ――本当にこの中に128GBも入るのか?

時代の流れでCPUが非力となったため、退役。

初期/最終スペック
CPU On board Intel Core i3-3217U (Ivy Bridge 1.80GHz Dual Core, 4 Threads)
Main Board Intel D33217GKE(Mobile Intel QS77 Express)
Memory PC3-12800 DDR3-1600 SO-DIMM 16GB (Transcend PC3-12800 DDR3-1600 SO-DIMM 8GBx2)
SSD Crucial m4 CT128M4SSD3 (128GB:mSATA3 6Gbps)
Video On board (Intel HD Graphics 4000)
Sound On board (Intel HD Audio)
Sound None (Creative SB-PLAY USB-Audio)
Optical Drive None (I-O DATA DVRP-U8VK)
NIC On board (Intel Gigabit LAN)
OS Microsoft Windows 10 Home 64bit

*1:そのショップのチラシに、PCのパーツ構成が書いてあった。

*2:AX6BC PRO TypeR Vspec。Vspec IIが売っていた中であえてVspecを選んで、店員に「間違いないですね?」と念押しされた。

*3:Pentium IIでなくCeleronを選んだり、Sound Blaster Live!でなくPCI128を選んだり……。

*4:メモリは確かBUFFALOのホワイトボックスだった。ATI RAGE MAGNUMもホワイトボックスで、棚にあった最後の1個だった。

*5:Windows 2000の新規パッケージを購入した為、最初に購入したWindows 98のライセンスが余っていた。

*6:例えば、この次期のAPUには1ランク下のA4 7300や、よりローエンドなAthlon/Sempronが存在していた。A6 7400Kはハイスペックでもロースペックでもなく、ミドルスペックとも言いにくい、微妙な位置づけだった。SSDも、120GBという大きさは当時は中途半端だったし、TLCなら更に安い機種が存在した。

*7:Linuxや*BSDを使う人や、Mac OS Xユーザにとっては、USBメモリからのOSインストールは既に普及していたと思う。ただ、より一般の人に近い層では、Windows 10(販売メディアがUSBメモリだったり、Windows 10への無償アップグレードにてインストールメディアをUSBメモリに作成できたり……)の影響が大きかったのではないか? 実のところ、MicrosoftWindows 7や8.1のインストールメディア作成ツールを公開していて、USBメモリを選択できたのだが……。

*8:自業自得とも言う。

*9:まあ初代Mac mini光学ドライブ付きだったので……。