謎のインナーイヤー型中華イヤホン:OVLENG OV-K54MP

id:eel3:20120623:1340461963 で購入したJVC HA-FX12-B カナル型イヤホン ブラックが壊れた。といっても音が出なくなったのではない。ユニットホルダーの音の通り道の部分のフィルター(とでもいうのか? 製品によっては金網のようになっている部分)が取れてしまったのだ。このまま使い続けるのは、少々問題がある。

フィルター(?)が取れてしまった原因だが、おそらく湿った耳にあるだろう。フィルターはウレタンのような材質で、接着剤か何かでユニットホルダーに取り付けてあったようだが、湿った耳(耳の中の汗)で接着がダメになったみたいだ。

HA-FX12-Bの前に使っていたTDK ダイナミック型イヤカナルヘッドホン 低共振設計アルミボディタイプ CLEF-Uシリーズ(インシュレーター) シルバー TH-EC30SLもそうだったが、どうも私はカナル型イヤホンとは相性が悪いようだ。湿った耳である上に汗っかきなので、耳の中の汗が惨事をもたらすらしい。

代替のイヤホンだが、カナル型に懲りたのでインナーイヤー型を探すことにした。上海問屋の中華イヤホンとか気になっているのだが、どれもカナル型だ……。

リアル店舗で見つけたのがOVLENGのOV-K54MPという怪しいイヤホン。中華イヤホンのようだが、ググってもろくな情報が出てこない。OVLENGは深セン市にある会社か、その会社のブランド名を指すようだ――というぐらいしか分からなかった。ヘッドホンを扱っている会社のようなので、ここの旧製品か何かだろうか?

399円という価格が、怪しさを助長する。絶対に、微妙な音だろうなあ。

とりあえずエージングをかけ始めたところ。まだ現時点では、iPod classic(第6世代)付属のイヤホンよりも微妙な音だ(細かい音が全然聞こえない)としか分からないが、この値段なら手荒く扱って壊しても全然気にならないので、音楽鑑賞以外の用途で常用しようかと考えている。

2016-03-06追記

悲報 2ヶ月近くたってから逆位相に気づいた……ま、まあ、PCで動画見るとき用だったから(言い訳)。

音の傾向は、低音寄り。高音域や中音域はフラットで、低音域がやや強調され気味。もっとも強調自体は弱めで、あまり不自然にならない程度。ソニーのイヤホン(ドンシャリ)の方がはるかに低音ブースト状態だと思う。

音質(解像度やこもり)は、XYY-16*1よりも良いが、PanasonicRP-HJE122Aには及ばない感じだ。

*1:100均で売っている100円イヤホンの横綱100円ショップのSeria(セリア)で売っている。