読書

『プログラミング言語C』とは何であったか?

言語ではなく本の話である。ついでに言えば第2版の方。最近、新人向けのC言語の本として『プログラミング言語C 第2版』を推そうとする声にストップをかけたのだが、その辺を含めて、この本についての2020年時点の個人的所感を書き残しておこうと思う。プログ…

初めて生PCMを触る人には『WAVプログラミング C言語で学ぶ音響処理 増補版』を推薦します

久しぶりに生のPCMデータを弄る機会があった。生PCMまわりは独学で、割と知識が歯抜けだったので、基本的なところを学び直そうとしたところ、意外とまとまった情報が見つからなかった。色々と探し回って、ようやくたどり着いたのがこの本だった。WAVプログラ…

分野に関係なく『組込みソフトウェア開発のための構造化プログラミング』を読んでおかなきゃあかん

『組込みソフトウェア開発のための構造化プログラミング』を軽く読んだのだが、この本は組込み系以外の分野でコードを書いている人も読むべきだ。組込みソフトウェア開発のための構造化プログラミング (組込みエンジニア教科書)作者: SESSAME WG2出版社/メー…

即席プログラマー養成読本 α版

やあ、ようこそ職業プログラマの世界へ!この文書は、何の準備もなくコの業界に飛び込んでしまった文系プログラマ(候補)や、将来的にコの業界に就職するかもしれないし就職する気もあるけど基礎が足りてないと自覚している学生に、比較的短期間で商品知識…

シェルスクリプトを本気で学びたい人のための10冊

シェルスクリプトについて、プログラミング言語の一種としてガッツリ学んだうえで、しかし得手不得手を見極めて、無理せずシェルスクリプトらしい使い方にとどめて日々を過ごしたい人のための10冊を選出すると、だいたいこんな感じとなる。前提として「他の…

実際のところ地方在住のプログラマ的に大学図書館はどの程度役に立つか?

資料力は書店・ネット以上!理系ビジネスマンにオススメしたい図書館6選 | リクナビNEXTジャーナル この手の記事を目にする度に非常に悲しくなることに、私は地方在住者なのである。そもそも、関東圏でも関西圏でもなく、名古屋とか仙台とか松江でもない。県…

書籍購入:『C++のエッセンス』はC++03ユーザ/プログラミング経験者向けC++11チュートリアル本

『A Tour of C++ (C++ In-Depth Series)』の翻訳書である『C++のエッセンス』が出版されたので、入手した。C++のエッセンス作者: ビャーネ・ストラウストラップ,Bjarne Stroustrup,柴田望洋出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2015/10/10メディア: 単…

書籍購入:悪くない本だけど、何か違う……『CoffeeScriptファーストガイド』

CoffeeScriptの本は少し珍しいので、使うあてはないけど買ってみた。CoffeeScriptファーストガイド モダンJavaScriptによるアプリケーション開発 (NEXT-ONE)作者: 飯塚直出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2012/05/26メディア: 大型本 クリック: 49回この商品…

書籍購入:人に歴史あり。『ソフトウェア・グラフィティ』

OSもツールも変化するならコの業界も変化するわけで、その中にいる人だって……。ソフトウェア・グラフィティ作者: 岸田孝一,土屋正人,石曽根信,中小路久美代,石井達夫出版社/メーカー: 中央公論事業出版発売日: 2012/11/15メディア: 単行本 クリック: 5回この…

書籍購入:もしかしてGoの唯一の言語機能リファレンス本? 『基礎からわかるGo言語』

リアル書店でたまたま遭遇して購入。こういうことがあるから、地元の書店が潰れてほしくないんだよなあ。潰れると、足を運ぶ先がなくなってしまう。基礎からわかる Go言語作者: 古川昇出版社/メーカー: シーアンドアール研究所発売日: 2012/11/21メディア: …

書籍購入:『覚えて便利 いますぐ使える! シェルスクリプトシンプルレシピ54』にさっそく助けられた

シェルスクリプトの本はこれで3冊目。そのうちレシピ本の類はこれで2冊目。覚えて便利 いますぐ使える!シェルスクリプトシンプルレシピ54作者: 松浦智之出版社/メーカー: USP研究所発売日: 2011/08/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含…

書籍購入:『ユニケージ原論』の衝撃。うわあ、やってみたい……

エントリ名の通り、プログラマとして具体的な手法を学んで何か開発してみたくなった。ユニケージ原論作者: 當仲寛哲,山崎裕詞,熊谷章,熊野憲辰,木ノ下勝郎,山科敦之出版社/メーカー: USP研究所発売日: 2010/07/31メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 57回こ…

『プログラム書法 第2版』に学ぶコメントの書き方の基礎

ゴールデンウィークなので折角だから借りてきた。プログラム書法 第2版作者: Brian W.Kernighan,P.J.Plauger,木村泉出版社/メーカー: 共立出版発売日: 1982/06/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 166回この商品を含むブログ (31件) を見る──というのは…

書籍購入:『プログラマが知るべき97のこと』がやっと届いた

Amazonで昨年頼んで、ようやく届いた。プログラマが知るべき97のこと作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/12/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 58人 クリック: 2,107回この商品を含むブログ (350件)…

仕事でC言語を使う人の為の基礎教養的な10冊

私のポリシー*1として、 何事にも半歩以上遅れて反応する。 意外とビーンボール気味。 が挙げられるようなので、今頃になって本を挙げてみる。仕事でC言語を使う場合に基礎教養というかC言語にまつわるベーシックな部分で読んでおくべきだと思う本10冊だ。ち…

『Scheme手習い』に誤記のようなものを発見……か?

時間があまりなくて、まだ読み進めていないのだが、1点気になる記述を発見。「はじめに」のxiiiページに、 atom? が読者のSchemeで正しく定義されているかどうかを知るには、 (atom? (quote 0)) として、#fが返ることを確かめてほしい。 と書いてあるのだが…

プロのプログラマなら『欠陥ソフトウェアの経済学』を読んでおくべき

まだ読中だが、id:eel3:20100325:1270604248 で予告したように書評を書く。欠陥ソフトウェアの経済学 ―その高すぎる代償―作者: David Rice,宮本久仁男,鈴木順子出版社/メーカー: オーム社発売日: 2010/03/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリ…

構造化プログラミングを知らない子供たち

それは私のことですがな*1。サイエンス社から『構造化プログラミング』の日本語訳が出版されたのが1975年で*2、それから30年以上経つ訳だけど、計算機科学とかソフトウェア工学とかそういった類の正規の教育を受けていないプログラマの中で構造化プログラミ…

オススメのコンピュータ入門書を考えてみた

ある人に尋ねられたので、夜中に幾つか見繕ってみた。対象読者はこんな感じ。 プログラマになるかもしれない新卒の新入社員 最低ラインは、プログラミング未経験者。パソコンは普通に使える程度。 一般ラインは、情報系の専門学校卒ないし非情報系の学部だけ…

C言語の入門書を読む:『情報処理技術者テキスト プログラミング入門 C言語』

『やさしいC 第2版』をチェックし終えたので、次はこの本。プログラミング入門 C言語―情報処理技術者テキスト作者: 浅井宗海,栗原徹,JIPDEC=,日本情報処理開発協会出版社/メーカー: 実教出版発売日: 2005/03/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含む…

C言語の入門書を読む:『やさしいC 第2版』(その2)

id:eel3:20081221:1229869888 の続き。

C言語の入門書を読む:『やさしいC 第2版』

諸事情により今更ながらC言語の入門書を色々と漁っている。それも簡単なやつ。基準は(曖昧且つ主観的だけど)こんな感じ。 プログラミング入門も兼ねている。 プログラミング初心者が途中で投げ出してしまわない程度に分かりやすい。 上記目的の為にオミッ…